
第二回「電気/電子の知識編 -オームの法則-」
オームの法則とは?
電圧、電流、抵抗の関係を表した法則である。
電圧をE、電流をI、抵抗をRとすると次の式で表せる。
E=IR
「良い(E)人には愛(I)がある(R)」と語呂合わせにすると憶えやすい。
※本来電圧はV、電源をEと表すのが正しい。ここでは覚えやすさ優先のため、電圧をEとしている。
以下から正しい表記に戻す。
記号 | 単位 | 単位の読み方 | 役割 | ![]() |
|
---|---|---|---|---|---|
電圧 | V | [V] | ボルト | 電気的圧力 | |
電流 | I | [I] | アンペア | 電子の流れ | |
抵抗 | R | [Ω] | オーム | 電流のながれにくさ |
回路を流れる電流の大きさI[A]は、電圧の大きさ[V]に比例し、抵抗の大きさR[Ω]に反比例する。
以下のような式で表せる。

練習問題1 |
![]() |
練習問題2
|
練習問題3 |
![]() |
回答
練習問題1(1)=IR,(2)=50,(3)=V/R,(4)=0.5,(5)=V/I,(6)=30
練習問題2 1.=5A,2.=12V,3.=25Ω
練習問題3(1)=20mA,(2)=5V,(3)左向きに6A